名越切通はハイキング初心者でも歩きやすい!
12月上旬に名越切通から長勝寺、安国論寺に寄りながら、ゴールの鎌倉駅までお散歩をしてきました。
この日は平日ということもあり、名越方面までやって来る観光客はほとんどいませんでした。お寺にも人が少なく、のどかな雰囲気。踏み荒らされていないイチョウの落ち葉は黄色い絨毯のようでした。
名越切通に続く階段は少々段差の大きなところもありますが、比較的歩きやすい道だったので、ハイキング初心者にもおススメです。
バスで名越切通へ
鎌倉駅東口前のロータリーの京急バス3番乗場から「緑ヶ丘入り口」行きのバスに乗ります。
「大塔の宮」行きのバス停には観光客らしき人がたくさん並んでいましたが、こちらのバス停に並んでいる人はそれほど多くありませんでした。見る限り、ほぼ地元の人のようです。
名越切通
名越切通は、終点の「緑ヶ丘入口」で下車します。
終点といっても鎌倉駅からは6つ目の停留所が「緑ヶ丘入口」で、15分ほどで到着します。
少し歩いて、名越切通小坪階段口から山に登っていきます。
さらに登っていくと、写真のような階段が現れます。この辺りは段差の大きなところもあるので、少々息があがりました。
階段を登りきったところに案内板がありました。
右に行くと名越切通の第一切通って…ちょ、ちょっと待ってよ、第一ってことは第二もあるの??なんと、名越には第三切通までありました。
ここに来るまで知らなかった!勉強不足…
第二、第三切通はここから左へ行くようです。まずは第一切通の右側へいってみます。
この細まった道がいかにも切通しという感じでいいですね。
この先を進んでいくと車道へ出てしまうので、引き返して第二、第三切通し方面へ行くことに。
特に標識がないので怪しいですが、この辺りが第二切通だと思われます。
ここから上に登るとまんだら堂やぐら群があるようです。令和6年3月までは保存工事中とのことなので、ここは飛ばして先に進みます。
ここが第三切通になるのかな。
第三切通しを過ぎると、下り道。
▼階段を下りたところから上を見上げる構図で撮った写真ですが、上に自分の指が映り込んでしまいました。写真撮影もまだまだ修行が必要だなぁ。
階段下は、すこしぬかるんだ道でした。この付近は日陰の山肌をシダが覆っています。
このへんで、そろそろ山道は終わりのようです。
視界が開けた場所にでました。JRの線路が下を通り、遠くには富士山の姿が。
とても見晴らしの良い景色でした。
右側の道からでてきました。大町側からくる場合は右に入っていきましょう。
長勝寺
名越切通を出てから長勝寺までは10分でほどの距離です。
山門横の大イチョウは葉っぱが落ちかけていました。
大イチョウ下の階段は黄色い葉っぱの絨毯で覆われていました。
長勝寺の山門
法華三昧堂前のモミジが綺麗に紅葉していました。
本堂と迫力のある日蓮上人像
安国論寺
長勝寺は日蓮宗のお寺ですが、こちらも日蓮宗の安国論寺。
山門前のイチョウの葉はすでにほぼ全部落ちていました。
境内の中は紅葉が綺麗そうです。
大分地面には落ちていますが、境内の中にあるイチョウには黄色い葉が残っています。
御小庵とモミジ
釈迦像と仏足石
本堂前から山門側をのぞむ写真
安国論寺は花や紅葉など、四季折々で写真映えするお寺だと思います。次は山門前の枝垂れ桜が咲くころに訪れたいと思います。