【御霊神社】江ノ電の踏切と鳥居の組み合わせが写真映え

寺・神社
基本事項

祭神:鎌倉権五郎景正公
社格:旧村社
神徳:勝負運・学業成就・眼病平癒

なりたち

御霊神社は権五郎神社とも呼ばれ、平安時代末期に創建されたといわれています。

御霊神社の名前の由来は、はじめは湘南一帯を開いた関東平氏五家の鎌倉氏・梶原氏・村岡氏・長尾氏・大庭氏の先祖の霊を祀っていたことから、「五霊」が変化したのではないかという説や、その後に御祭神が鎌倉権五郎景正公のみとなり、「権五郎」の「五郎」が変化したものという説などがあります。

鎌倉権五郎景正公は平安時代後期に鎌倉や湘南地域を開発した領主で、16歳の時に後三年の役で左目を矢に射抜かれながらも敵を倒したという武勇伝が残されています。

みどころ

残念ながら境内は写真撮影が禁止となっていますが、江ノ電の踏切と鳥居の組み合わせは写真スポットとして人気です。また、アジサイのシーズンには満開のアジサイと江ノ電を撮影する写真スポットとして、多くの人が訪れます。

2012年に放送された「最後から二番目の恋」のロケ地にもなっていました。

拝殿と本殿

鳥居の正面からは御霊神社の拝殿が見え、その奥には本殿があります。

屋根の施された金の「並び矢」は景正公の家紋から社紋になりました。

弓立の松

景正公が領地を見回った際に弓を立てかけたとされる松は、今では根元だけが残されています。

袂石と手玉石

景時公が袂(たもと)に入れたといわれる袂石と手玉にしたいわれる手玉石を見ることができます。

袂石は約60キロ、手玉石は約105キロと、持ち上げることすら大変そうな重さですが、景正公はこの石を自在に操ることができたそうです。古来、石には神霊が宿るとされており、景正公は人知を超えた霊力があったということでしょう。

周辺スポット

鳥居を出て線路を渡り、まっすぐ進むと有名な「力餅屋」さんがあります。

「力餅屋」は三百年続く老舗の和菓子屋さん。いまでも創業当初の製法を守り、添加物を使わずに和菓子を作っているそうです。

なめらかなこしあんとお餅の相性が抜群です。小さめでたべやすいので一度に2、3個ぺろりといってしまいます。

長谷土産に是非どうぞ。

力餅屋公式サイトhttps://www.chikaramochiya.com/

御霊神社Data

住所鎌倉市坂ノ下4-9
行き方江ノ電長谷駅から徒歩5分
拝観料
収蔵庫  大人  100円
     小中高生 50円
拝観時間拝観自由
収蔵庫  9:00~17:00

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