少々アクセスは悪いけど、古の人が通っていた朝夷奈切通を見に行ってみよう!
朝夷奈切通は昔の面影を残した切通しで、付近にはやぐらも点在しています。
また、切通しの途中の分かれ道を進むと、鎌倉の鬼門を守る熊野神社に行くことができます。
今回は、横浜市金沢区側の入り口付近の駐車場に車を停めて切通しに向かいました。
車だったこともあって鎌倉方面には抜けずに、切通しの途中で引き返して金沢区側に戻ってきましたが、鎌倉十二所方面へ向かう場合は道がぬかるんでいて、足元が滑りやすいので十分に気を付けて下さい。
公共交通機関で行く場合は
JR「鎌倉駅」東口バス乗り場から十二所方面行(鎌23・鎌24)
「十二所神社」下車 徒歩10分
横浜金沢区側入口
京急線「金沢八景駅」から神奈川中央交通「大船駅行き」
「朝比奈」下車 徒歩5分
朝夷奈切通
朝夷奈切通の入り口は鎌倉市十二所側と横浜市神奈川区側があります。
この日は横浜市側の入り口付近の駐車場に車を停めて切通しに向かいました。ちなみに、鎌倉市十二所付近には駐車場はないようです。
原宿六浦線を歩いていくと目印の案内板があるので、ここを曲がります。
5分ほど歩くと、朝夷奈切通の入り口に到着します。
両側の岩が切り立った切通しらしい景色が見られます。
所々にやぐらも残されています。周辺の発掘調査では火葬の跡も見つかっているそうです。
いつのものかは分かりませんが、岩面に仏像が彫られていました。
熊野神社
切通しの途中に熊野神社の石碑が現れました。
ここから分かれ道を左へ進むと神社に行くことができます。
熊野神社へ向かう参道。
勾配が少なくて、比較的歩きやすい道です。
鳥居前に到着。
階段も整備されています。
熊野神社の拝殿。山中にあるため、参拝者が少なくてとても静かです。
それにしても、山の中にこれだけの神社を作ったことに感心してしまいます。
手水舎がありましたが、中に水は入っていませんでした。山の中なので、たぶん水道は通っていないんでしょうね。
拝殿の横をさらに登っていくと本殿があります。
本殿前にはスダジイという古木があります。
境内にあるイチョウの葉は全部落ちていましたが、黄色に染まった地面が綺麗でした。